syslogd
カーネルやデーモンが出力するログを一括で収集 / 記録する。
/etc/syslog.conf
*.info /var/log/messages
*.info @loghost
どのファイルに何のログをどのように記録するかを設定する。
#
から始まる行はコメント行とみなされる。
設定は下記の形式で記述する。
セレクタ 出力方法
セレクタと出力方法はタブ文字で区切る。
セレクタ
下記の形式で記述する。
facility.level
- facility: ログの出力元。
- level: ログの重要度。
出力方法
- ファイルへ出力する: /var/log/messages
- デバイスへ出力する: /dev/console
- 名前付きのパイプへ出力する: | /usr/local/bin/log.mess
- 他のホストへ出力する: @loghost
- ユーザ: user1
ネットワーク上の他ホストへ出力する場合は @
に続けてホスト名を指定する。
他ホストへ出力する場合は転送先の /etc/hosts ファイルを下記のように定義しておく。
192.168.0.2 loghost
syslogd の再起動
sudo kill -HUP `cat /var/run/syslogd.pid`